「ノゾキアナ」とかいうWA2にある種類似した漫画

 今日は一日暇だったので、漫画喫茶に行ってきた。そこで「ノゾキアナ」という「何の変哲もない、その場の感情に流されやすい」主人公と、他の私生活をのぞき見することを好む女性のラブストーリーを描いた漫画である。最終的にはハッピーエンド(それも自分が一番好む)で終わるのだが、その過程で噛ませ犬ともいえる(噛ませ犬にしては主人公またその周りに深く影響を与えているが)女性2人が登場し、修羅場等ありつつハッピーエンドを迎えるという、王道的な物語である。自分が特に気を引き寄せられたのが、主人公、また覗き見を好む女性主人公の特性である。

 男性主人公は、八方美人な一面を持ちつつ、その場の感情に流されやすく(あのような状況であらがえるはずはないが)、しかも自責の念を非常に強く感じ、自分が誰かから責められないと気が済まない、いわばWA2の主人公的一面がちらほら見えてくる。特に2人目の女性との関係性の際に別れ際特にその面が強く出てくる。このため、既視感があり、自分はとてもよく感じた。

 女性主人公についても、自分の世界を壊すことを許さないが、意中の相手には合わせ、むしろ、自分が不幸となろうとも手助けをしてしまうという、小木曽雪菜と冬馬かずさを足して2で割ったような性格を持っていると感じた。

 こういう、登場人物に対しての既視感、引き込まれる物語、なによりリアルなエロさが今回、自分をここまでの衝動に駆り立てたのであろう。

こういう、修羅場と甘々ストーリーが隣り合わせでありかつきちんと最後は締めてくれる漫画というのをこれからも好んで読んでいきたい